クフェア

科名: ミソハギ科 (Lythraceae)
和名: クフェア、メキシコハナヤナギ
学名: Cuphea hyssopifolia
英名: Mexican heather, false heather
区分: 低木 常緑
サイズ: 40cm (高さ) x 80~90cm (幅)
日照: 日当たり~半日陰

 

この植物のレビュー編
評価:   1  良 (人にすすめたい)   0  中立   0  悪 (植えれば後悔するだろう)

 

評価 レビュー
2019年9月に、神奈川県の Greg はこう書きました:

クフェア属は、200種以上の植物から構成されているそうですが、園芸関係では「クフェア」と言えば、この一種を指すことが多いです。メキシコハナヤナギとも呼ばれて、名前の通り中央アメリカが原産地です。しかし、柳とは関係がありません。

水持ちや水はけのいい土に植わっていれば、クフェアは長雨にも乾燥にも強いです。今年の長い梅雨やその後の日照り続きの間でも、クフェアの元気な様子はあまり変わりませんでした。私は、8月の一番暑い時期に水を時々(週に1,2回)やっただけです。

クフェアの花期は長いです。花数が多少増えたり減ったりしますが、氷点下の気温がない間はだいたい咲いています。小さいハチやチョウは蜜を吸いに来ます。こぼれ種でよく殖えますが、いらない苗を取ることぐらいしか、この植物は手間がかかりません。

気になる耐寒性ですが、私の経験では、クフェアはマイナス5度になっても常緑のままで、被害を受けません。アメリカには、「ちょっと傷んだけど、マイナス10度に耐えた」と言う人もいます。ハワイでは雑草化しているので、一年中暖かい気候も大丈夫そうです。猛暑日が多い地域では、西日を和らげる木などがあった方がいいかも知れません。

クフェアは、高さよりも幅が大きい「アンパン型」の低木なので、風の影響をほとんど受けません。また、光沢のある葉っぱは非常に密に茂るので、雑草を抑えるグラウンドカバーとしてよさそうです。